カリートの道(Carlito's Way)1993年
「カリートの道」 アル・パチーノ主演 管理人ジャックのオススメ度8
映画のあらすじ
ベニーの銃弾に倒れ、ゲイルがカリートを叫び続け、担架に運ばれながら意識が朦朧となる中で過去の記憶を回想するというラストシーンの再現から始まるというオープニング
以前は麻薬王として統治していたカリート・“チャーリー”・ブリガンテ (アル・パチーノ)が弁護士デヴィッド・クラインフェルド(ショーン・ペン)の手腕により30年の刑期を5年にして、服役を終え元のニューヨークに戻ってきた。
足を洗うと決めたチャーリー(アル・パチーノ)は楽園である南国のバハマでレンタカー店でもして暮らしたいという夢があったが、弁護士クラインフェルド(ショーン・ペン)の紹介によりナイトクラブの経営を任される事になった。
昔からの顔なじみであるパチャンガを用心棒として雇い入れ、やりたくなかったクラブ経営の仕事をしながらチャーリーは金を貯めていく。
服役前につき合っていたゲイル・ペネロープ(アン・ミラー)を忘れることができずに探しにいき、ようやく彼女がダンスを練習しているスタジオ見つけ出し、ゲイルに声をかけて何とか夜のカフェに連れていき彼女の近況を聞き、服役30年になのでゲイルが誰か別のやつといると思うと苦し過ぎるからと一方的に別れを告げたことを告白する。
店を出る間際に
「電話しても?」
「私が電話するわ」
「いいよ」
「番号はわかってる?」
「うん」と言った後に一瞬間があいてチャーリーがケイトをそっと抱き寄せる。お互いに5年前を想い出しながら感極まる二人、目を潤ませながらケイトが
「チャーリー、悲しませないと言ったのに」
「わかってる。悪かった」
「ごめんよ」とチャーリーが詫びる。
どうしていいのかわからず
「じゃあね」と悲しみながら店を出ていくケイト、追いかけたいのだが自分が悪かったので追いかける事もできずにいるチャーリー
そんなカリートとゲイルが再開した矢先に、弁護士のクラインフェルドがマフィアのボスから預かった金のトラブルで脱獄の手伝いをせざるを得ないようになった。
弁護士デヴィッドがチャーリーに脱獄の手伝いを願い出た。30年の刑期を5年にしてもらった義理から、足を洗ったにもかかわらず今回だけとマフィアの脱獄を手伝う事になった。
サウンドトラックの「You Are So Beautiful」ユー・アー・ソー・ビューティフル(ビリー・プレストン)がこの「
カリートの道」を切なくさせています。ゲイル・ペネロープ(アン・ミラー)が、カリート・“チャーリー”・ブリガンテ (アル・パチーノ)に未練を断ち切れず揺れ動く時にこの曲が流れているのですが、アクション映画をラブロマンスに変えてしまう程、ゲイルとカリートの二人の関係を淡いものにしています。
キャスト
監督:ブライアン・デ・パルマ『キャリー』『アンタッチャブル』『ミッション:インポッシブル
- カリート・“チャーリー”・ブリガンテ :アル・パチーノ
- デヴィッド・クラインフェルド :ショーン・ペン
- ゲイル - ペネロープ:アン・ミラー
- ベニー・ブランコ -:ジョン・レグイザモ
- ステフィー -:イングリッド・ロジャース
- パチャンガ : ルイス・ガスマン
- ノーウォーク -:ジェームズ・レブホーン
- ラリーン -:ヴィゴ・モーテンセン
評価
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yahoo映画:4.26 点 / 評価:351件
みんなのシネマレビュー : 7.9/10